私と夫の出会いは結婚相談所である。
最近、友人が結婚相談所に登録したためアドバイスを求められるようになった。
正直、質問されると答えないといけないわけだが、答えれば答えるほど「こいつ偉そうにアドバイスしやがって」と思われてないか心配になる。
婚活中って情緒不安定になるからね。
だから、質問きたら答えて、深追いしないように、最悪関係性が悪くなったら数年間は距離置いてクールダウンしようと思う。
まあ、そんなことはさておき、結婚相談所に登録して思ったことを残しておこうと思う。
まず、自分の欲に正直になること。
私の夫は①私の経歴と張り合わない人、②話し合いができる人、③顔が好み、である。
おそらくこれが私の結婚する際の条件だったのだ。
個人的に①の条件がなかなか難しい。
そんな大層な経歴ではないのだ。
地方国立大卒、元公務員、留学経験があるくらいだし、留学経験なんて8ヶ月の語学留学だ。
しかし田舎ではなかなかゴツイ経歴である。
話しててもなんとなく張り合われてるな、と思うことがある。そして、張り合ってる時点で負けなのだ。私が何もしなくても勝手に自分が負けてる箇所に目が行き、自家中毒で病んでいく。
そもそも、全てで他人に勝つなんて考えは傲慢にも程があると思う。
夫婦というものは総合力がどれだけあるかが重要である。
嫁の収入が多ければ家族の総収入が増えるわけだし、学歴が高ければ子どもの勉強を管理できるわけだ。
ラッキーと思って欲しい。
まあ収入面に関しては私の方が低かったけどね。
私という人間は今までの積み重ねの塊である。今までの積み重ねを否定されたら、私にはどうしようもないのである。
ただ夫婦の総合力とは言ったが、時々いる「この人に乗っかれば自分の人生安泰」みたいな人は正直好みではない。
それを見分けるという意味で②の話し合いができるというのは私的に重要だった。
話し合いをしようとすると、途端に機嫌が悪くなって会話を放棄する輩がいる。
私あれすごく嫌なのだ。
あと、「どちらでも良い」という言葉をやたら吐く輩も嫌いだ。
なぜYESかNOで答える質問にどちらでも良いという回答が返ってくるのか?
国語力ないのか?
家庭生活とは、夫婦が共同経営者として会社を運営するようなものだ。
私は今は専業主婦なので、庶務兼会計みたいなものである。夫は営業とかだと思おう。
どちらが上とかではないのだ。
私が今このような経営状況だ、今これが必要だがどうかと聞いたら共同経営者として回答して欲しいのである。聞く必要のないことは勝手にしている。
そんな中、キレられたりスルーされたりすると、とてもじゃないけど一緒に経営できないだろう。
我が家はどちらかと言うと夫がなんでも言語化して欲しいタイプなのですごくありがたい。
傾聴力があるのだ。
ついでに私はオタク的なワーと喋るタイプなので、夫がよく混乱している。
がんばれ。
あと最後に③。
たった2ヶ月の夫婦生活でも「なんだこいつ」と思うことはある。
そんな時、大きな「なんだこいつ」は話し合う必要があるが、小さな「なんだこいつ」はスルーするのが吉である。
そんな時、顔が好みだとすごく良い。自然とひいきしたくなる。
大好きなポップコーンを買ってあげたくなるのだ。
あと、個人的には見た目も重要だが、声が良いと5割り増しかっこよく見えると思う。
昔予備校に通ってた時にどえらい声の素敵な先生がいた。
顔は覚えてないけど声が良いことは覚えている。
毎日良い声の人と会話できたら幸せだろう。
だから顔だけで人を判断せず、とりあえず会うと言うのは重要だと思う。
正直、芸能人の六角精児さんが4回結婚してるのって声が渋くて、優しいからではないかと思う。
まあ3回離婚してるけど。
以上が自分の夫を見ていて感じた私の結婚条件である。
次回、婚活をするにあたって私が決めたルール等を書いていきたい。