◯とびだせ!ファンタジック医学用語
母親が
「食物繊維を摂取しないと母乳に食物繊維が含まれなくて、子どもが便秘になる」
という謎理論を展開している。
その理論が正しいとなると私の血中に食物繊維が含まれていることになるぞ。
食物繊維は食べ物に含まれ、腸を経由して便中に排出される。
一般的に血液中には出ないものである。
もちろん例外もあり、イヌリンという多糖類は血中から腎臓を通って100%尿中に排出されるためイヌリンクリアランスという検査に使われる。
しかし検査薬としてのイヌリンは血中に直接投与するものだし、経口投与したイヌリンは便中に排出される。
じゃあ経口投与した食物繊維は血中に出ないやん!
訳分からんこと言うな!
と思うが、里帰りで世話になってるのにそんな無粋な事は言えないのである。
だから「せやな」とだけ答えている。
あと
「よく噛んで食べ物を唾液で殺菌する」
もめっっっちゃ気になる。
確かに唾液中には分泌型免疫グロブリンとかリゾチームみたいな殺菌作用がある物質があるらしい。
しかし、しかしですよ、
食べ物に含まれる菌が母乳に影響与えてるんだとしたらよ、
私の血液中には菌がたくさんいることになるんよ。
敗血症にでもなっとるんか??
脂っこい食べ物を食べすぎると母乳が脂っこくなるというのもよ、
高脂血漿にでもなってない限りそんなに気にしなくていいと思うんよね。
だから最近は食べ物の種類が母乳に影響を与えると言う説が否定されてきてるんだと思う。
食べるものが母乳に関係ないとは言わないよ。
でもケーキを食べたからって血中の中性脂肪がそんな上がるか??
母乳はあくまで血液成分なのだとしたらよ、
血液というのは恒常性(常に一定の性質を保とうとする力)によってそんなにコロコロ状態が変わる訳じゃないのだし、昨日今日食べたものはそんなに大きな影響を与えないと思うんよね。
まあ言わないけどね。
揚げ足取ってるとか言われそうだし。
でも揚げ足ではないのよ。
考えた結果、どうしても気になるのよ。
◯困る癖
息子さんがオッパイ飲みながら私のお腹の上で寝ることを覚えた!
もうこの寝方しか許さないと言わんばかりの強硬な態度である。
めっっっちゃ困る。
重いんだわ、ほんとに。
しかしこれしか許されないなら私に選択肢はないのである。
大人しくお腹の上で寝かせるトトロスタイル(メイがトトロに初対面した時のお腹に乗せるスタイル)を採用している。
子どもの頭の周辺に物を置かないだの、
掛け布団は窒息の原因だの聞いて、
たっっかい子ども用のベッド(ベビーベッドの中に入れたり外に出して使うやつ)を買ったのに。
あれはなんだったのか。
全然寝ないやん??
まあ2人めが出来た時に長男のお昼寝ベッドとして使うけど。
無駄にはならんけどよ。
っていうかお腹の上で寝るの危ないから普通にやめてほしい。
不安定やん。
しかしダメって言うとめっちゃ怒るしな。
難しいところ。
もはや添い乳も効かなくなってきた。
布団で寝てくれ。
色々考えて用意したのに。
育児は理想通りにはいかない。
早くお腹の上で寝るスタイル以外の方法を許してもらわんと。