子どもの気質診断と言うものがあるようで。
調べてみたところ息子さんは「わんぱくタイプ」でした。
どんな子かと言うと、
・常に動き回っている
・声が大きい
・友達を叩く等のトラブルを起こしやすい
・ママっ子ですごく甘える
みたいな子。
まさに我が息子である。
友達を叩く事件は最近初めてありましたけどね。
おそらく脳の神経伝達物質の代謝に癖のあるタイプなのだと思う。
神経伝達物質は放出、受容、再吸収を繰り返す。
興奮系の神経伝達物質の再吸収がうまくできないと興奮状態が続きやすく多動気味な子になる、ということでないかと思う。
基本寝つきが悪くなりやすく、
寝かしつけのアドバイス欄も
「母乳で寝るようになるかも?」
みたいなことが書かれていた(だいたいの子がそうだろうよ)。
授乳の際に放出されるオキシトシン(愛情ホルモン)に頼らないと落ち着かないのだろう。
このようなタイプは話が長いと気が散るので短く、端的に躾をした方がよいらしい。
犬の躾とほぼ同じやん。
じゃあ親の私はどんな子だったのだろう?と実母に聞いたら私は「おりこうタイプ」であったそうな。
じゃあ息子さんは夫似なのかというと、おそらく夫は「おっとりタイプ」か「おりこうタイプ」なのだ。
じゃあわんぱくはどこからきたのか。
おそらく私の気質なのだと思う。
たぶん私は躾により「おりこうタイプ」に擬態した「わんぱくタイプ」なのだと思う。
たしかに母親は子育てにこだわりの強いタイプで、父親は女の子に対する理想が高いタイプだった。
そのわりに言葉遣いも悪い、落ち着きのない人間に育っているが。
親からの圧が強かったから小さい頃は大人しく育ってたんだと思う。
今でもその影響からか「正しさ」に対する執着が強いタイプだと思う。
正社員こそ正義、
結婚子育てしてこそ正義、
などなど
自分の根底にある謎の正しさに振り回されて生きてきた気がする。
そしてそれを人に押し付ける悪癖があった。
努力をして、
正しく生きて、
できるだけ保守的に。
でも結局そんな生き方が合わなくて公務員も辞めてしまったしね。
変わってると言われることで不安になり、
普通を目指して生きてきたけど
普通の定義が曖昧すぎて結局挫折。
本当に自分が何をやりたいのか全くわからない中でオーストラリアに行き、
現在の生活に至る。
なんだかんだ動物病院で働くのは楽しかったし、
夫と結婚したのも、
息子を産んだのも、
私にとっては最良の決断だった。
たぶん自分が直感で良いと思ったものを選ぶのが一番合ってるんだよね。
でも正しさバイアスが強すぎて自分が何をやりたいのか、はっきりとわからないことが多い。
だからとりあえず手を出せる範囲でチャレンジをしまくってヒットアンドアウェーを繰り返すしかない。
なんか息子さんの気質を調べてただけなのに自分自身の違和感に少し触れたのだった。
息子さんが本来の性格のまま育っているのであれば、きっと私の子育ても一つの正解に向かっているのだと思う。
あとは息子さんが悪いことをしないように適切な指導の仕方をしていけばと思う。
その点では犬の躾について勉強中というのはとても良いことなのではないか?
たくさん動かして疲れさせ、
短くはっきりとコマンドを出す。
おそらくこれが息子さんが1番受け入れやすい指導方法である。
まあ子育に正解はないのだろう。
とりあえず笑顔が多く育ってくれたら。
息子さんには迷わず自分の大好きを選べる人になってほしい。