「母親になって後悔している」か?

表題の本の紹介文を読んだってだけです。


私が学生の時、増殖するマウスをお世話していたわけですが、マウスでも子マウスに積極的にお乳をあげる、子マウスが勝手にお乳を吸いにくる、母マウスが子マウス放置で壁にへばりつく等いろんなリアクションを見てきた。


マウスでも母親に向いてないってのがあるんだなーとしみじみ思っていた。


病院で働いてた時も母犬が生まれたての子犬を噛んで足が無くなってることもあった。


私の飼ってたハムスターは母親が育児放棄して子ハムが目も開かないのにペレットを食べてた。


そして自分に子どもができ、いまだに母親の自覚は芽生えていない。

でも仕事できない、今までやってた社会人サークルもやめることになり、私は母親になりつつあると実感している。


子どもってある日唐突に出来るものだ。


ある日唐突に自由を奪われるのは、たとえ望んでいた事でも戸惑うよね。

しかもこれが生まれたらもっと自由がなくなる。

ちゃんと育つ保証もない。

親を好きになってもらえる保証もない。

何が正解かもわからない。



後悔する人はいるだろうな、と思う。

私だってそうなるかもしれない。


ただ私は独身生活に飽きたから結婚したというのがあるので、独身に戻りたくなるか、と言われたらそうはならないと思う。


しっかり働き、しっかり遊んでから結婚したからね。

私が30歳超えてからの結婚に意味を見出している理由だ。

私は心底結婚したいと思って結婚して、子どもは欲しいぞと思って子どもが出来たから後悔の芽が人より少ない。


あと子どもが欲しかった1番の理由は子どもは変化が激しく、疲れることはあっても飽きることはなさそうだと思ったからだ。

だから自分に子どもが出来なかったら養子を迎えてでも子育てはする予定だった。

私が働いて作るお金を注ぎ込んで、大学まで行かせる相手が欲しいのだ。大学は行きたくないなら行かなくてもいいけどね。


それが労働意欲があって落ち着きのない私の生きる意味なのかも、と思ったのだ。


生まれた時から大きくなるまで観れる相手って子ども以外にはほぼいないのである。


だから楽しみでもある。


あと出産を体験するのも、怖いけど楽しみだ。

牛なら見たことあるけど(というかいつの間にか1匹増えてた)自分が体験できるのって貴重よね。



表題の本読んでみたいなと思うけど、あの本が家にあったら夫がざわつくと思う。

車が来たら図書館に通おう。