感動の結末

新年早々、嘔吐と謎の高熱にうなされる羽目になった私。

その後我が家の父親と弟が下痢や嘔吐でダウンした。

私と同室で生活していた息子さんと母親は無症状。

 

いったい我が家で何が起こったのか。

 

父親は1月3日には治ったが弟の下痢は治らず。

とりあえずご飯は食べれるようになったけど本調子には戻らない。

このまま中途半端に体調悪い状態で仕事に行くわけにもいかないので弟は病院に行った。

 

お医者さん曰く、細菌性の食中毒では?とのこと。

 

 

弟「じゃあ俺が30日に買ってきた唐揚げが悪かったのでは?」

 

たしかに、母親だけ食べてない。

でも唐揚げを食べてから弟が発症するまで3〜4日ぐらい間があいてるよ。

そもそも私は父親、弟と同じ病気なのか、関係ないのか…

 

 

 

 

ぴこーん!!!!!

 

 

あー!!!!

カンピロバクターかー!!!!

 

もし食中毒を疑うなら、喫食状況から条件に合うもの(母親は食べてないけど父親、弟が食べたもの)は12月30日に近所のスーパーの特設会場で購入した唐揚げしかない。

 

鶏肉といえばサルモネラカンピロバクターである。

 

ここでカンピロバクター食中毒について。

カンピロバクターは食中毒の原因菌として検挙しにくい。

理由は2つ。

①潜伏期間(感染から発症するまでの間)が長い

だいたい2〜5日。1週間くらいかかる人もいるらしい。

 

②下痢嘔吐だけではない

発熱と関節痛等、風邪っぽい症状を呈する時もある。

 

 

あー…

じゃあ私もカンピロバクター食中毒やん!!

唐揚げ食べたし!!

 

めっっちゃくちゃキツかったよ??

コロナかと思うくらい、っていうか正直コロナよりキツかったよ!?

 

 

カンピロバクターの食中毒って激しいんやね。

 

 

ついでに、特設会場で揚げてた唐揚げって言うのがミソね。

どうせ生の肉と揚げた唐揚げを同じトングで扱ったんやろ!!

唐揚げは生じゃなかったから外に細菌がついたとしか考えられん!!

 

 

しかし、食中毒調査って推理っぽくて面白いよね!!

特に細菌性の食中毒はそれぞれに特徴があるし。

 

カンピロバクターだ!って分かった時、なんか感動した。

 

しかし、弟のかかったお医者さんはたぶんカンピロバクターって分かったんやな。

クラリスロマイシン出してたし。

マクロライド系の抗生剤が出てるということはカンピロバクターをターゲットにしている可能性は十分ある。

 

すごい。

っていうかなんで細菌性の食中毒だろって思ったんだろ。

気になる。

 

 

 

なんか色々感動した!