経営者とは教祖である

最近、地元で有名な女性起業家の方の密着取材を見た。

 

とにかく仕事仕事。

 

やはりお金持ちは仕事している時間分稼いでいるんだよな。

 

 

それと共にとても気になるのが会社の独特な雰囲気。

 

キッズスペース完備で子連れ出社OK。

アットホームな職場だからみんな和気藹々。

理想的な職場?

 

なんかね、宗教的なハイテンションて感じ。

それ言い出したらある一つの目標に向かってそこそこの人数が心を一つにしたら、それは宗教なんやと思う。

特にみんなの目線の先に1人の人間がいたらなおのこと宗教的なんよね。

 

なるほど、会社とは宗教的な一体感があるとまとまるんだな、と思った。

問題は社長がいい教祖かどうかよね。

 

その会社の社長さんは女性やったけど、自分のスケジュールを全ての社員に開示して、社員にスケジュール管理させてた。

自分は起きている間は休む暇なく仕事をしている。

あの苛烈な仕事の仕方は逆に最低限の思考しかしてないな、って感じ。

自分の感情とか都合にいちいち目を向けないというか。

自分を客観視しすぎてもはや他人みたいな。

それに耐えられるだけの覚悟の強さと人を懐に入れることができる胆力。

 

 

この社長…できる…!!!

 

 

シングルマザーだったけど。

だいたいすごい働く系の社長さんって一回シングルマザー経由している気がするのは気のせい?

あんだけ自分を傀儡のようにして働けるのはそれなりの歴史があるんやな。

そうしないと生きていけないというか。

子育てしてるとママさん達のそういう覚悟の強さを感じ取れるようになってきた。

 

 

 

話戻るけど、いい社長というのは強い覚悟と人を懐に入れることができる胆力なのかな、と思う。

特に女の人が社長になるときは。

それは女性というのは聖母マリア的な群れを包み込むような役割を期待されているのかもしれん。

 

男の人はどちらかと言うとマキャベリストというか、先を歩く人の方が宗教的な人気を得やすい気がするね。

腹心に包み込むような報酬系の人がいるとなおよし。

 

 

しかし人の注目を集めながら生きると言うのは、芸能人もそうだけど、すごい胆力よね。

私に1番足りないものだと思う。

それも強い覚悟があれば人に裏切られても自分を立て直せるし、裏切った人を切り捨てられる。

そしたらまたやり直せるしね。

 

そうやって何回か倒れ倒されやってるうちに会社が大きくなっていくんだろうな、と思った。

 

だから経営者に必要なのは「倒れない」より「倒れても立ち上がる」ことだよな。

 

他人事ながら感心してしまった。

 

そういう意味では子どもの存在って大きいんだよね。

子どものことを考えると倒れっぱなしにはなれないもん。

 

この社長さんは子どもがいたからここまで踏ん張れたのかもしれん。

 

分からんけどね。

 

お金稼ぐぞー!!なパワフルな人にとって、子どもってすごく良いランドマークになると思う。

パワフルな人の近くで育つ子どもは大変だと思うけど。

でも意外と楽しい人生になるかもしれん。