恐怖の産科とPTSD犬

◯恐怖の産科

 

ついに地元の産科に行った、という話をした。

その産科がめちゃくちゃ体重管理に厳しいという噂を聞いていた。

妊娠後期に太ると産道に脂肪がついたり、胎児が大きくなりすぎたりするらしい。

それによって安定したお産を阻害している!

食べてもいいけど動け!!

という方針の産科である。

 

 

まあ言っても私は今回のお産で過剰に太ったわけではないし、最近本当にやる事なくて犬の散歩に同行するのが唯一の楽しみだし、恐るるに足らず!と強気だったのだ。

そして特に何を言われるわけでもなく診察終了、帰宅後にもらった資料を整理していると院長が昔新聞用に書いたコラムが印刷されて入れられていた。

 

 

まあまあ過激。

最近だと犬も肥満になって難産らしい。

人間も犬も揃いも揃ってなんなんだ!みたいな内容。

まあここまではっきりとは言ってないけどそんな内容だった。

 

 

こわっ

 

文章って感情が透けて見える時があるよね。

あの優しそうなおじいちゃん先生が意外と過激な先生であることを知る。

びびった私はそれ以降ご飯を食べる量を気をつけている(早産しかけて大人しくしているため、運動量は増やせない)。

 

医者って時々過激思想の人がいるからね。

でもそれは安定した結果=患者の健康を想ってのことである。

時々思想だけ独り歩きすることがあるけど。

ただ妊娠出産って最近だと命かけてるって感じが薄れてたりする。

だから産科で厳しいのはある意味正しいなのかも?

 

 

 

PTSD

 

我が家の犬がある日突然震えていた。

神経症状か?と思ったが普通に立つし、なぜか天井を見つめている。

 

天井を見るとカメムシさんが…

 

 

 

 

え?カメムシに怯えているの?

 

うちの犬は虫が嫌いだ。

ショウジョウバエくらいなら大丈夫だろうけど、普通のハエが向かってきたらパニックになる。

 

昔ハエが向かってきたのが怖かったらしい。

 

 

心弱弱犬である。

 

数日経つが、まだ天井を警戒している。

 

ところでカメムシさんはどこからやってきたのかというと、ある日父が仕事場から帰宅した時にさも相棒のような顔で肩にカメムシが乗っていたことがあった。

友達が肩についてるよ、と言いながら家の外で払ったのだが、たぶんそいつが入ってきたのだろう。

 

 

うちの犬の心の弱さには付ける薬がないのでカメムシを乗り越えてくれるのを見守るしかない。

早く乗り越えて欲しい。

たぶんハエが入ってきたら恐怖が上塗りされてカメムシは乗り越えられそうだけどね。

 

なんの解決にもならんけど。